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心の回診

第一三九回
S子さんは、「嫌だワ、おかあさん、野良猫が入り込んだのかしら、こんな所に…」と言いかけて言葉……[続きを読む]
第一三八回
おとうさんに認知症の兆しが出て、家族が病院に連れていらした。奥さん、息子さん、娘さん達…「どうしたら……[続きを読む]
第一三七回
夕飯が終わって、台所を片付けてホッ!!とした時に、息子が「ポスフールに行くけど行かないかい?……[続きを読む]
第一三五回
クリスマスの頃になると、父を思い出す。「一徹」と言う名前の通り、「頑固一徹」と周りからも言わ……[続きを読む]
第一三四回
11月、パウロ病院では恒例の作品展が始まった。第18回目となる作品展開会に合わせて、入院患者……[続きを読む]
第一三三回
私はメモ魔です。忘れっぽくなって来た事を素直に認め、とにかくメモをする。メモに残す事を習慣と……[続きを読む]
第一三一回
さあ、困った。原稿の催促の電話を、まんまる新聞の担当者からもらって、私は頭を抱えた。私っていつもこう……[続きを読む]
第一三十回
心の回診の原稿を書く事を忘れていた訳ではないのです。「今日こそ」と思いながら歯車が狂って行きました。……[続きを読む]
第一二九回
私の母親は釧路の施設でお世話になっています。 87歳です。私は時々特急列車に乗って逢いに行く人、そし……[続きを読む]
第一二八回
突然訪ねてみえられたM子さんが、思いつめたような表情でホールの椅子に座っていました。二年前にお母さん……[続きを読む]
第一二七回
本当に神様はいるのかなと、思う時があります。 例えば不幸が続いた時、悲しみのド真ん中にいる時此の度……[続きを読む]
第一二六回
あたり前の事ですが、1日は24時間です。不平等な事が多い世の中で、神様は平等に24時間を与えて下さい……[続きを読む]
第一二五回
「書けない、書けない…」私は原稿用紙を広げ、ペンを握り呪文のようにつぶやいている。これはおまじないで……[続きを読む]
第一二四回
今年最初の心の回診、走馬灯のように様々な事が思い出されて来る。パウロ病院に入院されている患者さん、関……[続きを読む]
第一二三回
今年最後の心の回診です。この一年間の思い出のフィルムが回り始めました。時間さえあれば、病棟に足が向い……[続きを読む]
第一二二回
365日毎日ハッピーな生活が続いていたら、人はどうなるのでしょう。きっと、折角肩に止まってくれた幸せ……[続きを読む]
第一二一回
あれは何年前になるでしょう。パウロ病院が開設されて間もない頃ですから27年前に遡ります。 ある……[続きを読む]
第一二〇回
空を見るのを久しく忘れていた。いつの間にか秋の空に変わっていた。スケジュールを書き込んだ手帳……[続きを読む]
第一三六回
人と出逢った時に、気持ちの良い挨拶ができたなら、された相手は心が和むでしょう。清々しい挨拶は……[続きを読む]