トップへ

心の回診

第九十三回
札幌の六月は美しい。そして元気だ。私の住む真駒内も豊平川の流れは水清く穏やかで堤防沿いのハマナスの花……[続きを読む]
第九十二回
桜の季節になると落ち着かなくなる。桜が大好きになったのは夫が肺癌で逝ってからだ。彼は癌告知を自分で我……[続きを読む]
第九十一回
母に会うのは2ヵ月振り。グループホームの向かう足が弾んで来る。幣舞橋の上から眺めるポンポン船が懐かし……[続きを読む]
第九十回
先日、厚別で「俺の人生、私の人生とことん生きる」と題して講演をさせて頂きました。主催の厚別東高杉会ほ……[続きを読む]
第八十九回
2月1日は病院行事の豆まきの日、事務長、看護部長、各病棟師長8名、巨大鬼、親分鬼の私、総勢12匹の鬼……[続きを読む]
第八十八回
私は一姫二太郎、三人の子供に恵まれました。姫は幸せな家庭を持ち、二太郎は父親と同じ道を選び、一太郎は……[続きを読む]
第八十七回
初雪が降った朝、病院前のナナカマドの実が沢山落ちていた。 患者さんに見せてあげたい・・・と思った。……[続きを読む]
第八十六回
特急おおぞらは定刻に釧路に着いた。釧路は私の故郷・・・駅前の北大通りはシャッターを下したままの店が多……[続きを読む]
第八十五回
病棟を歩いていると、春の陽だまりのように心がほんわかあったかくなる時がある。 夫、妻、親、息子、娘……[続きを読む]
第八十四回
四季を通じて札幌はなんていい所だろうと思う瞬間がある。秋が深まって来たと言うのに、本州の各地は連日3……[続きを読む]