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心の回診

第五十九回
雨上がりの洗い立ての青い空、全てが丸くおさまりそうな空が広がっている。この空の下で生かされている事に……[続きを読む]
第五十八回
今日も一日が無事に終わった。厚別の南郷通りを走る車の中にいる。目の前に、日没前の燃えるような真 赤な……[続きを読む]
第五十七回
私が一番好きなのは六月だ。「目に青葉 山ほととぎす 初がつお」。山口素堂の一句は、正しくは「目 には……[続きを読む]
第五十六回
藻岩山にこぶしの白い花が咲き、例年より遅い桜が咲き始めた。桜の開花宣言は、東京は靖国神社の基準 木で……[続きを読む]
第五十五回
心の回診の「54回が良かった」と、何人かの方がほめて下さり、感想のお手紙も頂いた。私は超がつく 単細……[続きを読む]
第五十四回
日曜日の家族が寝静まった夜です。私は今、スタンドの灯りの下でこの原稿を書いています。私にも子供 の頃……[続きを読む]
第五十三回
日曜日の朝、昨夜から降り積もった雪をこいで、ミサに与(あず)るために教会に行った。私と息子の大 きな……[続きを読む]
第五十二回
患者さんに関わる仕事を長く続けていると、時々魂が震える様な不思議な体験をする時がある。病室を回ってい……[続きを読む]
第五十一回
新しい年が明ける。しかし余りその実感がない。振り返って何と忙しい一年だったのだろう…と思うけ ど、こ……[続きを読む]
第五十回
時計の針はいつもと同じく、規則正しく時を刻んでいる。なのに12月は何故こんなにも心忙しくなるのだろう……[続きを読む]
第四十九回
私が夫と結婚したのは22歳の時だった。夫は一回り上だったから、今思うと何と若くして結婚したのだ ろう……[続きを読む]
第四十八回
私はどちらかと言うと父親っ子だったかも知れない。父は「一徹」と言う名前の通り生涯を頑固一徹に生 きぬ……[続きを読む]
第四十七回
何度か、「心の回診」に書かせて頂いた事のある母の事を、読者の方が「お母さんはお元気ですか?」と 心配……[続きを読む]
第四十六回
いと言うのは、容姿が衰える事よりむしろ、心が衰える事ではないだろうか。何をやっても自信が持て……[続きを読む]
第四十五回
パウロ病院の関連施設「ケアハウス桜」には70名の方が入居されている。この施設を建ち上げる時、私は「明……[続きを読む]
第四十四回
一年を通じて、一番好きな季節が巡って来た。七条橋を曲がって右手に豊平川を見ながら車窓から眺める風景・……[続きを読む]
第四十三回
春ですよ...そんな季節の変わり目の暖かな日、私は入居者27名分のおやつと、桜の絵柄の絵 葉書に手紙……[続きを読む]
第四十ニ回
春の訪れを予感させる昼下がり、こんなに電話のベルが鳴らない日も珍しい。チャンスとばか りに私は病棟回……[続きを読む]
第四十一回
有難い事に「心の回診」のファンが増えてきた。「読みましたよ」と毎号感想を言って下さる方や、ひばり交通……[続きを読む]
第四十回
元旦の空はいつもの空とはやっぱり違う。太陽は輝き空気も清く澄んでいる。幸せな平成16年の新年の朝を迎……[続きを読む]